
SDGsスタートアップ講座
【実践コース】
主催:静岡県
2025年11月〜2026年2月
対面ワークショップ+オンラインミーティング
社内で環境ビジネスを立ち上げる
静岡県では、SDGsを実現する環境ビジネスに取り組みたい法人を対象として、自社で環境ビジネス/環境プロジェクトを立ち上げるための「SDGsスタートアップ講座」を立ち上げました。
実践コースでは、対面ワークショップとオンラインミーティングを通じて、自社の環境ビジネスの事業構想をまとめることができます。
SDGsや環境ビジネスに精通した実務家が、皆様の事業の立ち上げを応援しますので、是非、この機会をご活用ください。
Program
講座構成
対面ワークショップ
2025年11月13日(木)13:00〜17:00
0から1を生み出す価値創造型のビジネスデザイン技法(基礎講座で解説済み)に基づいて、自由な発想で環境ビジネスの事業アイデアを生み出し、初期的な事業構想に落とし込みます。
オンラインミーティング
2025年12月〜2026年2月(計2回)
対面ワークショップに基づいてアップデートした事業構想を紹介し、環境ビジネスに専門知見を持つ講師陣から様々なアドバイスや情報提供を得て、実践前提の事業構想へと進化させます。
対面ワークショップ
0から1を生み出す価値創造型のビジネスデザイン技法に基づいて、自由な発想で環境ビジネスの事業アイデアを生み出し、初期的な事業構想に落とし込みます。
超速で事業アイデアを生み出す
価値創造型のアプローチで自由な発想を加速
基礎講座で解説された「価値創造型」のビジネスデザイン技法に基づいて、自由な発想で事業アイデアを量産します。
既成概念を外して事業アイデアを棚卸しすることができるため、自社の環境ビジネスの立ち上げにおいて、まったく新しい可能性を見つけることができます。
事業アイデアをビジュアル化する
リーン・スタートアップのサイクルを起動
検討を深掘りしたい事業アイデアを1枚のフライヤー(サムネイル)に表現する技術を習得し、その場で実際に作り上げます。
リーン・スタートアップにおけるMVP(Minimum Viable Product:実用最小限の製品)に相当するフライヤー(サムネイル)によって、事業アイデアを事業構想に発展させる手応えをつかみます。
初期的な事業構想に落とし込む
ストーリーを組んで発表&フィードバック
事業アイデアに基づいて事業構想の基本要素を定義し、ストーリーとしての発表資料を作成します。
あくまで初期的な事業構想という前提のもと、構想を発展させるためのフィードバックを行い、自社で展開する環境ビジネスの視野を広げます。
Professor
ワークショップ講師
谷中 修吾
BBT大学大学院 経営学研究科 MBA 教授 / BBT大学 経営学部 教授
静岡県湖西市出身。東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻卒。外資・戦略コンサルティングファームを経て現職。国内最大級の地方創生イノベータープラットフォーム「INSPIRE」を立ち上げ、超絶まちづくりの集合知を社会にシェアする取組を展開。内閣府、総務省、環境省、農林水産省、文部科学省で有識者を務める。 環境ビジネス分野では、環境省「グッドライフアワード」総合プロデューサー、環境省「地域循環共生圏プラットフォームの在り方検討委員会」委員などを歴任。著書『最強の縄文型ビジネス』。本講座の総合プロデューサーを務める。
Schedule
2025年11月13日(木)
12:50 集合 @静岡県庁
13:00〜13:10 主催者挨拶
13:10〜13:40 思考インストール
13:40〜14:30 事業アイデアの棚卸し
14:30〜14:40 ミニブレイク
14:40〜15:30 ビジュアライゼーション
15:30〜16:00 事業構想のシナリオづくり
16:00〜16:50 発表&フィードバック
16:50〜17:00 総括/ネクストステップ案内
※上記のスケジュールは更新される可能性があります
オンラインミーティング
対面ワークショップに基づいてアップデートした事業構想を紹介し、環境ビジネスに専門知見を持つ講師陣から様々なアドバイスや情報提供を得て、実践前提の事業構想へと進化させます。
1回60分のミーティングを2回実施
Zoomミーティングによるオンライン討議
2025年の1月と2月に、それぞれ1回ずつのオンラインミーティングを予定しています。各回60分です。
Zoomミーティングを活用し、それぞれの環境から参加いただけます。
個別のオンラインミーティングのため、自社の事業構想に100%フォーカスしたディスカッションが行われます。
環境ビジネスに精通した専門家がサポート
実務的なアドバイスや情報提供
SDGsや環境ビジネスに専門知見を持つ実務家が、事業の立ち上げに向けた実務的なアドバイスや情報提供を行います。
各回のオンラインミーティングの冒頭において、自社の事業構想に関するアップデートをお話しいただいた上で、カジュアルな形式で討議します。
LINEグループによるフォローアップ
スピード感のある事業構想アップデート
任意でLINEグループ(会社別)を設定し、ゆるい形で講師陣とつながるコミュニケーション環境を用意します。
各回のオンラインミーティングの前後においてもカジュアルな対話が可能となるため、スピード感を持って事業構想を練り上げることが可能です。
Mentor
メンター
新谷 健司
㈱経営参謀 代表取締役
㈱クラフト・ティー 代表取締役SEとして社会に出る。主に携帯電話開発に従事。その後、デロイトトーマツグループに転職し10年間勤務。7,000社以上の中小企業を支援する部隊の幹部として、中小企業向けのコンサルティングを行う。併行して、5つの社内事業の立ち上げに関わる。2015年11月、株式会社経営参謀を設立。中小企業の経営者向けコミュニティを運営し、のべ約500名の経営者を支援する。2020年12月、株式会社クラフト・ティーを設立。お茶産業の活性化を目指す。飯倉 清太
特定非営利活動法人
NPOサプライズ 代表理事
静岡大学 未来社会デザイン機構 客員教授
1970年、静岡県静岡市生まれ・伊豆市在住。21歳で飲食事業にて起業。24歳で伊豆市へ移住し事業を展開。38歳で仲間と清掃活動をスタートし事業型NPOを設立。2013年より内閣官房より任命をされ地域活性化伝道師に就任。静岡県を中心に長年現場で培ったノウハウを活かし、課題解決型研修(PBL)にて地域リーダーの育成や、新たな地域の魅力の発掘、ビジネスモデルの構築などを実施。2016, 2017年グッドデザインしずおかを受賞。現在は、静岡大学未来社会デザイン機構 客員教授。また企業や金融機関にて人財育成・事業戦略に取り組んでいる。
白石 章二
ストラテジスト
東京大学法学部卒業。カリフォルニア大学バークレー校MBA。外資系戦略コンサルティング会社に20年勤務し、製造業担当パートナーとしてクライアントの新規事業・イノベーション戦略を支援。2008年、自ら戦略コンサルティング会社を起業し、複数の事業会社マネジメントを歴任。2014年からPwCコンサルティング合同会社 戦略コンサルティングチーム 自動車エネルギー製造業担当パートナー。2018年から7年にわたり、ヤマハ発動機にて、新規事業とベンチャー投資の責任者、モビリティサービス新会社の社長、経営改革アドバイザーを歴任。2025年より島根県雲南市起業型地域おこし協力隊。
竹ケ原 啓介
政策研究大学院大学 教授
一橋大学法学部卒業後、日本開発 銀行入行。フランクフルト首席駐在員、 環境・CSR 部長、執行役員産業調 査本部副部長などを経て、日本政策投資銀行設備投資研究所所長。「DBJ環境格付融資」の開発に携わるなど日本の環境金融をリードしてきた。著書に「環境格付―環境金融の情報基盤」、「ドイツ環境都市モデルの教訓」など。内閣官房「環境未来都市推進委員会」、「環境モデル都市ワーキンググループ」、環境省「環境産業市場規模検討委員会」、「環境成長エンジン研究会」などの委員を歴任。
出口 裕一
リコージャパン㈱
GX事業部 副事業部長
中学・高校の6年間を静岡市で過ごす。1989年、北海道大学大学院工学研究科修了、リコー入社。印刷機事業の企画・販売・事業戦略部門を担当。
2011年、複合機の3R戦略の責任者に。2014年、閉鎖中の旧御殿場工場を環境事業創出の拠点にするプロジェクトを担当。2016年、リコー環境事業開発センターを開所、現職に就任。
産・官・学連携で環境関連ビジネスの開発を約20テーマ手掛ける(5つのビジネスを上市)。
内貴 研二
SDGsビジネスコンサルタント
元・サントリーホールディングス㈱ サステナビリティ推進部長
1957年生まれ。福岡県出身。1981年、京都大学文学部卒、サントリー入社。大阪広報部において報道機関対応を担当した後、食品事業部において缶コーヒー「BOSS」のマーケティングを担当。2005年、CSR推進部発足に伴い、CSR推進部長に就任。その後、コーポレートコミュニケーション部長、エコ戦略部長を経て、2017年から2019年までサステナビリティ推進部長。2019年から2022年までコーポレートサステナビリティ推進本部専任部長。
西村 やす子
㈱クレアファーム 代表取締役
1997年、司法書士事務所開業。2008年、司法書士法人つかさ設立。個人相続や法人事業継承のコンサルティングを専門とする。2014年、農業ベンチャーの株式会社クレアファームを設立し、地域活性のための新たな農業ビジネスモデルを目指し、地域ぐるみの六次産業化や官民共同による観光資源化などに取り組む。2017年、地域商社ふじのくに物産を設立。㈱伊藤ハム米久ホールディングス社外取締役、㈱赤阪鐵工所社外取締役。
服部 乃利子
静岡県地球温暖化防止活動推進センター センター 次長
平成10年から17年まで静岡市消費者協会事務局長として静岡市の消費者問題に関わる。平成17年から現在まで、環境省認定環境カウンセラー(市民部門)や地球温暖化コミュニケーター、静岡県地球温暖化防止活動推進員、特定非営利活動法人アースライフネットワーク専務理事として幅広く活動。平成24年には、コミュニティパワーによる再生可能エネルギーの普及推進をメイン事業とする「しずおか未来エネルギー株式会社」を設立。代表取締役社長を務める。省エネ講座やグリーンコンシューマーの視点を取り入れたワークショップ、SDGs講座をはじめ、学校授業や公民館講座、事業所研修等への出前講座などの活動も実施している。
Information
静岡県主催
SDGsスタートアップ講座【実践コース】
▼対面ワークショップ
2025年11月18日(木)13:00~17:00 @静岡県庁
▼オンラインミーティング
①2025年12月 @Zoomミーティング(1時間程度)
②2026年2月 @Zoomミーティング(1時間程度)
<参加条件> 基礎コースを受講した企業・団体
<参加費> 無料
Entry
静岡県主催「SDGsスタートアップ講座」の実践コースは、環境ビジネスの立ち上げに強いパッションを持つ企業・団体であれば、幅広く参加を歓迎いたします。
皆様のご参画をお待ち申し上げております。
静岡県主催「SDGsスタートアップ講座」に関する各種お問い合わせは、以下に示すメールもしくは電話にてお願いいたします。
SDGsスタートアップ講座事務局(一般社団法人 静岡県環境資源協会内)
Email:award@siz-kankyou.or.jp
TEL:054-270-6165